概要

1.はじめに

平成12年度から平成14年度の3年間で群馬県医師会と群馬大学医学部附属病院とで医療連携を推進することを目的とした医療機能分化推進事業(旧特定機能病院医療連携推進事業)が実施され、群馬県医師会医療情報検索システム(ぐんぐんサーチ)が開発された。

平成27年8月にリニューアルを行い、医療機関の情報検索機能以外に、他の病院や他の診療所と連携するための便利な機能を搭載すると共に、多職種連携に有用な情報を発信する場(ぐんぐんサーチポータルサイト)として生まれ変わった。

2.目的(基本理念)

このシステムは、登録されたデータベースから目的に応じて各施設の提供可能な医療内容を検索できることが特徴であり、この機能により医療連携は勿論、医療・介護・福祉等の事業者を越えて連携が進み、県民のQOL(生活の質)向上に資することを目的とする。

このぐんぐんサーチポータルサイトは誰でも活用することができるコミュニケーションの窓口であり、情報の連携を支援する道具として地域包括ケアシステムの構築に活用されたい。

また、平成27年度から施行された在宅医療・介護連携推進事業(介護保険の地域支援事業)の事業項目
(ア)地域の医療・介護サービス資源の把握、
(イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討、
(ウ)切れ目のない在宅医療とサービスの提供体制の構築推進、
(エ)医療・介護関係者の情報共有の支援、
(オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援、
(カ)医療・介護関係者の研修、
(キ)地域住民への普及啓発、
(ク)在宅医療・介護連携
に関する関係市区町村の連携 の実現に向けた支援に寄与することを目的とする。

3.プライバシーポリシー

多職種間の連携において情報を共有する場合に、守秘義務等を再度検討・確認する必要がある。共有する情報の範囲を定め(標準化)、共通認識をつくると共に相互に情報管理の方法等を順守して頂く必要がある。当然のことながら、その情報は客観的な事実や出来事を知ってもらうことを目的とし、感情や価値、期待などの個人的な感性を除去されたものが望ましい。

 以下に、医療・介護サービス事業者における情報共有システム利用に関する誓約事項の抜粋を示す。(詳細はこちら

  1. 1.障害発生時の対応:迅速な報告と、解決方策の準備を講じること(損害保険に加入も有用)
  2. ID・パスワードの適正管理:IDは個人単位で利用し、事業所はその利用状況を把握すること
  3. セキュリティ要件:使用する情報機器には認証証明書をセットすること
  4. 個人情報の管理方策:医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドラインを遵守すること
  5. 利用停止の届出:利用を終えるときは速やかに利用登録削除の届出をすること
  6. 情報漏洩禁止の期間:利用終了後においても個人情報の部外者への情報漏洩は禁止すること
  7. 目的外利用の禁止:システムの利用が許可者でも個人情報を目的外に利用することは禁止すること
  8. 正確性の確保:登録する個人情報は正確な内容を入力すること
  9. 管理体制の整備:事業所毎にシステム管理担当者を設置し事業所内における個人情報の適正な管理を確保すること
  10. 事業所内の研修実施:システム管理担当者は事業所内における個人情報の取り扱いに関する研修を実施すること
  11. 安全性の検査の実施:情報共有システムの運用環境の安全性について定期的な検査を実施すること

オプトアウトについて

  • 個人情報保護法に基づき「群馬県医師会」は、オプトアウトを実施しています。

  • OPAのサムネイル詳細PDF

ぐんぐんサーチ と MCS のよくある質問

ぐんぐんサーチ と MCS に関するよくある質問についてまとめました。

・医療介護専用SNS「メディカルケアステーション(MCS)」とは?
・MCSの利用料金は?
・医療介護従事者のMCS利用事例としてどのようなものがありますか?
・ユーザーの声は?
・MCSは、コンピューターに不慣れな人でも使えますか?
・特別なハードやソフトなど購入する必要はありますか?
・MCSは、どのような端末やパソコンで利用できますか?
・MCSへの申込み方法は?
・1つのユーザーIDを複数人で共用することはできますか?
・MCSの管理者権限とはどういったものですか?
・MCSを使って、多職種連携のチームを作るには?
・患者本人やその家族の方も招待することは可能でしょうか?
・招待するスタッフの人数制限はありますか?
・患者情報を簡単に一括登録する方法はありますか?
・添付可能なファイルの種類とファイルの大きさの制限はありますか?また、患者宅にてモバイル機器で撮影した画像などを、戻ってPC添付ファイルとして送信するのではなく、その場から送れるのでしょうか?
・音声認識での入力はありますか?
・タイムラインに表示された了解ボタンを押した人はだれだか確認できるのでしょうか?
・MCSでは、患者単位の情報共有以外に、連絡網などのための単純な連絡の手段として用いることはできるのでしょうか?また、例えば特定のユーザーとだけメッセージのやり取りは可能でしょうか?

Q.医療介護専用SNS「メディカルケアステーション(MCS)」とはどういったものですか?

A.医療介護従事者専用の完全非公開型のソーシャルネットワークによるコミュニケーションシステムです。患者単位のグループに、医師、看護師、薬剤師、ケアマネなど多職種のスタッフを招待することによってチームを作り、完全非公開型でコミュニケーションをすることができます。


Q.MCSの利用料金は?

A.無料です。登録患者数、スタッフ招待数の制限もありません。


Q.医療介護従事者のMCS利用事例としてどのようなものがありますか?

A.在宅医療・介護での多職種連携はもちろん、地域包括ケアシステムとしての利用、病診連携(入退院システムとして)、がんパスや糖尿病パスなど特定疾患の連携ネットワーク、難病支援、医師会の運営MLや疾患別研究会や学会など他様々なチームやグループ活動のコミュニケーションツールとしてご利用いただいています。


Q.ユーザーの声は?

A.すでにご利用いただいているユーザーより、以下のような声をいただいております。
・ 操作がきわめて簡単(マニュアル不要)
・ 導入費・維持費がかからない
・ セキュリティがしっかりしているので安心
・ 写真やファイルも簡単に共有できるので便利
・ 特定の機器・アプリに依存しないので広めやすい


Q.MCSは、コンピューターに不慣れな人でも使えますか?

A.はい。MCSは、誰でも簡単に使えます。基本的な操作は、タイムラインを「見る」「つぶやく」というたった2つだけですので、どなたにも簡単にご利用いただけます。


Q.特別なハードやソフトなど購入する必要はありますか?

A.メディカルケアステーションの利用に、特別なハードやソフトは一切必要ありません。普段ご利用になっているパソコンやスマートフォン、iPadなどのタブレット端末からアクセスするだけで、簡単にご利用いただけます。


Q.MCSは、どのような端末やパソコンで利用できますか?

A.スマートフォンやiPADのようなタブレット、パソコンであれば機種を問わずご利用いただけます。推奨稼働環境としてはiOS6.0以降、AndroidTM2.3、AndroidTM4.0、パソコンの場合はGoogle Chrome最新版をお勧めしております。


Q.MCSへの申込み方法は?

A.以下のURLより申込みいただいましたら、ID・パスワードを発行しご案内メールをお送りいたします。IDが発行されたらすぐにでもご利用可能です。

https://www.medical-care.net/html/


Q.1つのユーザーIDを複数人で共用することはできますか?

A.IDの共用は、セキュリティの観点から推奨できません。一人づつそれぞれのIDを持ち、IDとパスワードを管理願います。


Q.MCSの管理者権限とはどういったものですか?

A.MCSは、病院、クリニック、薬局といった各施設ごとに登録されたスタッフの中から、複数のスタッフに管理者権限を付与することができます。管理者権限者は、患者グループやスタッフの登録、招待者の承認などを担います。


Q.MCSを使って、多職種連携のチームを作るにはどのようにしたらいいですか?

A.MCSは、患者ごとに主治医や看護師、薬剤師、ケアマネなど多職種の医療介護従事者を招待することにより、きめ細かい多職種連携チームを簡単に作ることができます。例えばあるグループに、スタッフを招待したい場合は、招待したいスタッフのメールアドレスを入力して行います。また、すでに他のグループに入っているスタッフを別のグループに招待したい場合は、関係者一覧からワンクリックで簡単に招待することが可能です。


Q.患者本人やその家族の方も招待することは可能でしょうか?

A.可能です。患者本人や家族を招待したい場合は、医療介護従事者専用のグループとは別に、新たにグループを作ることができます。また、患者単位に作られた医療介護従事者専用のグループと患者・家族も参加するグループをワンクリックで簡単に切り替えて利用することができます。


Q.招待するスタッフの人数制限はありますか?

A.ありません。また、患者情報の登録件数も制限はありません。


Q.患者情報を簡単に一括登録する方法はありますか?

A.CSV形式のデータであれば、一括で簡単に取り込んで登録することができます。これにより、レセコンや電子カルテなどからも簡単に一括登録することができます。


Q.添付可能なファイルの種類とファイルの大きさの制限はありますか?また、患者宅にてモバイル機器で撮影した画像などを、戻ってPC添付ファイルとして送信するのではなく、その場から送れるのでしょうか?

A.添付可能なファイルの制限はありません。画像ファイル、pdf、エクセル、ワード、動画など何でも可能です。サイズは、1つのファイル添付につき10MBまでとなります。また、モバイル機器の利用も可能ですので、現場で即画像などを添付して送信することもできます。


Q.音声認識での入力はありますか?

A.例えば、iPhoneならSiriを利用して音声入力が可能です。


Q.タイムラインに表示された了解ボタンを押した人はだれだか確認できるのでしょうか?

A.了解ボタン「●人」をいうところをクリックすると顔写真が出てくるので、誰が了解したかわかるようになっています。


Q.MCSでは、患者単位の情報共有以外に、連絡網などのための単純な連絡の手段として用いることはできるのでしょうか?また、例えば特定のユーザーとだけメッセージのやり取りは可能でしょうか?

A.MCSは患者単位のグループ以外にも、自由に任意のグループ(例えば、認知症研究会グループ、医師会連絡網グループなど)を作ることができます。また、特定のユーザーに連絡をしたい場合は、One to Oneメッセージのやり取りができます。