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群馬県歯科衛生士会

特定非営利活動法人(NPO法人)
群馬県歯科衛生士会

今回、群馬県医師会報の「多職種連携推進協議会コーナー」に、原稿のご依頼をいただきました事、誠に感謝申し上げます。
現在、群馬県多職種連携推進協議会(オール群馬)一員として群馬県歯科医師会と共に、多職種の方々との連携を構築させていただいておりますことも併せて感謝申し上げます。

群馬県歯科衛生士会の発足は、1967年11月で、2002年にNPO法人となり現在55年目を迎えております。
会員は約350名で病院や歯科診療室等の臨床部門に勤務する者が70%、保健所、市町村、老人施設、群市区歯科医師会、教育機関等様々で30%です。
当会の活動は、事業活動、支部活動、専門部会活動に分かれていて、県民の歯と口の健康の維持向上を目的とする公衆衛生活動を行っており、会発足より会員が熱心に取り組んでいます。
内容は、
①普及啓発・キャンペーン事業(県民に向けた啓発事業「200万人のためのいい歯・いい口・いい人生」
②ボランティア事業(障がい者施設等の口腔衛生指導)
③地域衛生教育事業(歯と口の健康週間行事)
 8020推進事業(各市町村のライフステージごとの歯科保健事業)

会員の資質の向上を目的とする研修事業は
①資質向上研修事業
②受託研修事業 
③補助金事業等
を実施しております。

以前より、日本が「世界に類を見ない高齢社会になる」という将来像が示されておりましたが、歯科診療所受診者の半数ほどが65歳以上の高齢者となりつつあり、今までの歯科診療所完結型から地域完結型への変化が必須となってくると思っております。
高齢期における歯科保健の需要が増加し、当歯科衛生士会へも県内各市町村の地域包括支援センターが開催する「自立支援型地域ケア個別会議」に歯科専門職の一員として派遣依頼をいただくようになりました。
対象者の方々が、在宅で自立した生活を営むために、微力ではありますが介護支援専門員へ具体的な支援等をお話しさせていただいております。
口腔の健康のみでなく、事例を多面的に観察し、口腔の健康を維持しつつ、生き生きと自分らしく楽しく暮らしていくことができるような支援策を多職種の先生方と共に今後も検討させていただきたいと考えております。
群馬県医師会の先生方、また、群馬県歯科医師会、多職種の先生方におかれましては、今まで同様ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

NPO法人群馬県歯科衛生士会
監事 入山久美子
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